前回は王冠のモチーフの描き方で、一番初歩的な操作の仕方を解説しました。
次は長編みを使ったカエルのコースターの編み方で、円形に記号を這わせる方法をお伝えします。
前回と同じようにソフトを開き、ドキュメントのサイズを決定します。
まず適当な大きさの円を描きます。
円の色は一番左下のフィル・ストロークというところをクリックして変更します。
フィルは輪郭線、ストロークは塗りつぶしの色です。
円を
で選択して、ツールバーの【パス】の【オブジェクトをパスへ】をクリックします。
次に円に乗せる15目の長編みの編み目記号を画面上に入力します。
同じように文字を選択して、ツールバーの【テキスト】の【テキストに変換】をクリックします。
shiftキーを押すと複数のオブジェクトが同時に選択出来るので、ふたつのオブジェクトを選択し、【テキスト】の【テキストをパス上に配置】をクリックします。
こうなります。
ちなみにより小さい円にテキストを乗せ、乗り切らずに溢れてしまう場合は、
を選んで文字間にカーソルを置き、Altキー+←→キーで文字間隔を調整出来ます。
いくつかの文字をドラッグして均等に文字間隔を調整、というのは残念ながら出来ないみたいです。
このように調整します。
次にもう一回り大きい円を描きます。
同心円を描くにはShiftキーを押しながらドラッグします。
正円を描くにはCtrlキーを押しながらなので、両方を押しながらドラッグすると均等な円が描けます。
この状態では今描いた新しい円の奥に今までの円がある状態なので、【オブジェクト】の【最背面へ】をクリックし、円を一番奥にやります。
同じようにテキストを円の上に配置します。
と、このように出来ました。
土台にした黒い丸が邪魔になりますね。
そうしたら丸のオブジェクトをクリックして、フィルストロークのストロークを×、なしにします。
完成です。
補足として、個々のオブジェクトをまとめてひとつのものにするには右上の
の左をクリックします。右は一括の解除です。
完成した編み図は
こちら。
〜その他の記事〜
その1:
記号テキストをひとつひとつ画面上に配置していく方法(例:王冠のモチーフ)
その3:
渦巻きのオブジェクトにテキストを這わせる方法&図形を整列させる方法(例:うさぎのあみぐるみストラップ)
編み目記号フォントamiami_kagibariについて
趣味でかぎ針編みをするのですが、手書きがどうも見た目によくなくてどうにかしたいと思っていました。
また私も茨城県出身なのでとても身近に感じれて嬉しかったです^^
役立つ情報のシェアをありがとうございました!